CSR Div.が日々大事にしていること①

CSRの富野です。

企業の社会貢献活動(特に教育分野)のコンサルをしています。

hitomediaアドベントカレンダー10日目の記事を担当します。

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 教育CSRコンサルは世の中的にはニッチな仕事だったりしますが、特殊な能力は必要ありません。みなさんと同じように日々ひとつひとつの事柄に向き合っています。

「特殊な能力は必要ありません。」と言いました。が、結果を出すために意識して、大事にしていることはいくつかあります。今回はその中でも、ここ最近改めて大事だなと思った4つの事について書いてみようと思います。4つ全て書くとまぁまぁ長いので、今日はさくっと読める長さで2つ書くことにします。

 ■徹底した「スケジュール管理」

どんな仕事でも、締め切りのない仕事はありません。納品日が決まったら、まずはそこに向けて作業スケジュールを引きます。引きながら考えると抜け漏れが出てくるので、作業項目を全て洗い出すこと。それと並行して、いつ、誰が、何をするのかも。これらが出揃ったところでエクセルに落とし込み。ここまでは、誰でもやっているのではないかと。

次が最も大事。決めたら守る

スケジュール表と照らし合わせながら作業が予定通りかを日々確認。いざ作業に入ってしまうとクライアントが見えなくなりがちですが、自分が相手の立場だったら「ここは教えておいて欲しいな」というポイントは、相手から希望がなくても情報共有するようにしています。とは言え、予定通りに行かない場合もあります。そんな時にはクライアントにすぐ相談。このすぐも大事。時間は待ってくれません。話合い、落としどころを見つけて作業を進めることが最優先。

決めた日に納品を完了させる。当たり前の積み重ねがクライアントからの信頼に繋がっていると思います。

 ■いつでも「代案」を出せる準備を

クライアントから様々な依頼を受ける中で気づいたこと。

「出来ないことを出来ると言うのは無理。でも、自分たちの強みを生かした代案を出すことができればプレゼンも打合せも怖くない!」

出来そうにもない事、思いもよらない事が降ってきた時「できません。」ではなく、「そのような形は無理ですが、例えば・・・のように展開してみてはどうでしょう。なぜならば(理由)・・・、その結果(メリット)・・・になると思います。」と言えるかどうかが大事。余程の事がない限り「持ち帰り、検討させてください。」も言いません。その場、その時に方向性を決めてしまいたいからです。これが出来るようになってからは「富野さんのチームに頼めば何とかしてくれる。」という相談事が増え、結果として案件も売り上げも増えるようになってきました。

では、いつでも代案を出せるようにするためにどうしているのか。

「多くの情報に触れ、自分の仕事に引き寄せて考えるくせをつける」ということをしています。専門分野(私で言えば、公教育の動き、今後の展開など最新情報)について誰よりも知っているのは当然のこと、それ以外の情報に触れた時の考え方が大事かなと。「自分たちの仕事に触れる部分はないか」「これって教育にもつながるよね」「使い方によっては教材になるかも」などなど。最初は無理やりでもいいと思います。意識して考えることを続けているうちに、面白いアイデアが出てきたり、提案の糸口を見つけることができるようになると思います。

 

前半2つは、こんなところです。

今日の内容は、クライアントから信頼を得るためのテクニック的な事かなと思っています。スケジュール管理については、私以上に日々具体的な業務を進めている横山さんに明日11日(火)に書いてもらう流れです。

そして残りの2つは12日(水)に。もう少し内面的なというか、思いや考え方について書いてみようと思っています。

地方でのリモートワーク2年を経ての話

hitomediaのAD チーム田中倫子 です。 私は、宮崎県に住み1か月のうち3週間は宮崎でリモートワーク、1週間は東京のオフィスに出社する働き方を2年ほどさせて頂いております。

hitomediaアドベントカレンダーの7日目の記事を担当します。

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いまさらですが、リモートワークのメリットデメリットと色々と経験していたからこそわかる、オフィスがあるということのメリットとみやざき STARTUP HUB(宮崎市からヒトメディアが受託しているインキュベーションルーム)の良いところについて書きたいと思います。

リモートワークのメリット

①生活にゆとりが出来る

言わずもがなですが通勤時間がないので、自炊をする時間があったり、日々の生活に余裕が出来ます。

②毎日サーフィン出来る

これを目的に引っ越しているので、日々感謝してます。あ、もちろん早起きできないといけません。

③満員電車に乗ったり、感じなくてよいストレスが軽減できる

宮崎に引っ越す前は湘南に住んで新宿に通っていた為、満員電車がストレスでした。(会社の近くに住んでればよかったんですけどねw) 電車のストレスは、感じなくてもいいストレスだなと思っていたのでこれに解放されたことは本当に良かったことでした。

リモートワークのデメリット

①全然歩かなくてヒトとして終わりそう

これは宮崎という田舎に住んでいる特徴でもありますが、家から意識して出たりしないと1日千歩も歩いていないとかざらです。 月イチの東京生活では毎日1万歩以上歩くので東京生活がとーっても疲れます。 そして歩いてないので太ります。宮崎に引っ越して最初の1年は〇Kg太りました。。。

②雑談する相手がいない

私が独り身であることも大いにありますが、仕事で必要なことは電話とSlackでヒトメディアの人、お客様とも毎日はなしますが「たまたまそこにいる人」という存在がいないので雑談をするということがありません。正直、寂しいです。

リモートでも、そうでなくても変わらないこと

業務においては、ADチームというGoogleやYahooに表示されるリスティング広告、及びFacebook、TwitterといったSNS広告の運用をしているという業務内容も手伝って、特にリモートだからできないとかいうことはないなと個人的には思ってます。 Slackは便利だし、SkypeもHangoutもあるし、本当にいい時代になったなと思います。 ただ上記に記載した通り、チームの人たちとの雑談がないのは寂しいもんだなと思います。ということで、朝の挨拶&その日のアクションと帰るときの挨拶はするなどの決め事は設けてます。

みやざき STARTUP HUBの良いところ

「みやざき STARTUP HUB」とは、ヒトメディアが宮崎市からマネージメント業務を受託しているインキュベーションオフィスです。 マネージメント業務自体は大山さんがご担当ですが、私も現地社員として週に1、2日利用させていただいてます。 ここでは、開業間もない方に対して宮崎市が無料で1年間オフィスを提供し、さらに資金の相談やビジネスの相談、または人を紹介するなど多岐にわたり起業家の皆さんをサポートする場となっています。

東京では、Weworkなどのコワーキングスペースが数多くありますが、宮崎でも少しずつですが増えています。

「みやざき STARTUP HUB」は今年で4年目を迎え、過去ご利用いただいた会員さん方は各方面で活躍され、最近は会員さん同士お仕事を依頼したり相談にのったり、私もしかりですがお互いの得意分野でフォローしあえるため非常に有意義であると肌で感じています。(もちろん雑談も話せるし) Weworkなどではほんとにいろいろな会社が入居していて、会社間のコミニュケーションを取りやすい仕掛けを多数用意されているのでこりゃおもしろいことが出来るなとしみじみ思いをはせております。

まとめ

いろいろ書きましたが、私がこのような形でお仕事をさせていただいているのは、そもそも会社側の理解があり、会社の方々の助けあってのことだと考えてます。私が社会人になってからも働き方や環境は時代とともにどんどん変わってますので臨機応変にルールや仕組みを変えてツールを使い結果を出せるチームであり続けることが大事なのかなと。最後偉そうなこと言っちゃいました。最後までお読みくださいましてありがとうございました。       

   

今年取り入れてよかったコトやモノの話

hitomediaのAD DivisionでWEB広告の運用に携わっている Toratani です。
現在、こちらの部署に異動となってから、2年目。今日で4歳になる息子の1児の母で、都内で会社員の旦那さんと3人暮らしをしています。

hitomediaアドベントカレンダーの6日目の記事を担当します。

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少し早いですが、今年1年で日々を過ごすのに取り入れて良かったコトやモノについて書きたいと思います。

働き方について

 昨年の3月はじめごろ?に突然現部署への異動が決まり、2017年は大波にのまれるような1年だったように記憶しています。
上司の多大なるサポートとチームメンバーのおかげで、今年はだいぶ仕事にも慣れ、小波はありつつも、家庭・育児と両立しながらボチボチやらせていただいています。
 また、ご存知の通り、すごいスピードでWebシステムが優秀になっているので、経験値の少ない私でも、GoogleやYahooなどの広告配信システムが優秀なおかげでなんとかやっていけているように思います。
 働き方については、今年から会社に正式導入された自宅勤務を利用していることが、仕事と家庭の両立に大きな影響がありました。

 私は、現在、上司が遠隔地(宮崎!)在住のため、彼女が東京オフィスに来る週以外でだいたい月3日程度自宅勤務をさせてもらっています。
 子どもの保育園への送りは、ほぼ毎日旦那さんが行ってくれますが、片道小1時間かかる通勤を週5して、仕事と家事・育児をしていると、金曜日の夜には子どもにテレビを見せながらほぼ気絶状態な感じでしたが、週中に自宅勤務をすることで、明らかに体の疲れが違うように思います。
 そして、その分子どもにも家族にも余裕をもって接することが出来るような。。。

 ちなみに、この制度をチームで取り入れる前に、事前にメンバーで話して自宅勤務の曜日を決めました。打ち合わせはやはり対面でやったほうが早いしコミュニケーションギャップは生まれにくいと思うので、「あ、打ち合わせしようと思ったけど、いない!」とならないよう、事前に曜日を確定しておくことで業務の予定も立てやすいし、自分のペースも整えやすいと思っています。

息子の成長にかかわるコト

 今年ぐらいから、食事の用意と片づけをなるべく自分でやってもらうようにしています。
当初、朝ごはんが入ったお皿を持ちながらよそ見をして中身が落ちてしまったこともありましが、今ではほぼゼロに近い状態です。
最近では、パンをトースターに入れてもらったり、バナナを切ってもらったりと食事を作るのも少しずつ手伝ってもらっています。このまま「料理男子」になってくれないかなーという淡い夢をもって、本人のやる気をそがないよう、こちらも日々鍛錬中です。

取り入れて便利だったサービスとモノ

宅配クリーニングサービス「リネット」
家が狭いこともあり、以前からコート類のクリーニングと預かりが一体になったサービスを1年に1回程度利用していたのですが、今年になって「リネット」という宅配クリーニングのサービスをスポットで利用しています。
カード会社の特典があり利用し始めましたが、仕上がりが丁寧なことや、オンラインで依頼ができ、自宅まで集荷と配送をしてくれるサービスは一度使うとリアルクリーニング店に出すのは無理だなと感じるほどです。共働き世帯にとって休日のTODOを一つでも減らせることは大きな価値があるのではないかと思います。

レンタルサービス「レンティオ」
こちらのサービスの良いところは借りた商品が新品?!と思うぐらい綺麗なことと、デフォルトのレンタル期間が3泊4日からとか(借りるものによるかもですが)なので、返却にゆとりがあることです。生活家電とかだと約1週間借りられたので土日を挟んで、数回使って使用感を試すことが出来ました。買うかどうか迷う電化製品については、一度レンタルしてから購入するのが今のスタイルなのかなと思いました。

床拭きロボット「ブラーバ」
こちらは前述のレンタルサービスで使用感を確かめてから購入しました。素晴らしい働きで床の拭き掃除が嫌いな私を助けてくれています。 この機械の良いところは掃除機ロボットとは違いサイズが小さく、とても静かなことです。何より、嫌いなことを自分でやらない方法をとることで、「こんなに家事やってるのに!」という負の感情から解放されることが一番の利点だと感じています。

最後に・・・

いまひとつ「成長」にフォーカスが当たっていない文章になってしまいましたが、現在の環境を当たり前と思わず、少しでも良くしたいという思いで小さいことでも改善したり、しようと思うことが、結果として自分や仕事、家族の「成長」に繋がるのかなと改めて思います。
IT環境の進化がめまぐるしい時代なので、悪しき習慣や思い込みはできるだけなくして、効率的な仕事や家事の進め方を日々模索したいと考えています。

 ヒトメディアではフレックス勤務や自宅勤務が導入されたことで、これまでならかなりの肉体的な頑張りが要求されていた「働くママ」達にも有難い職場環境になってきています。自分が頑張ることで先輩ワーキングママたちに恥ずかしくないようにしたいし、これからママになる後輩たちにも「あんなんでもなんとかなるのか」見本となれるよう日々精進したいと思います。

「これはできますか?」と聞かれた時の、考え方

hitomediaでフロントエンドエンジニアをやりつつ、最近はUnity周りもやり始めました、いとーです。 hitomediaアドベントカレンダーの5日目の記事を担当します。

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普段の仕事、特にものづくりをする上で、「これはできますか?」という話が社内・社外問わず頻繁に起こります。その場ですぐ判断できれば良いですが、できるかどうか、やってみないと分からないことも多くあります。
また、できるかどうか考えていると、そもそもどこで悩んでいるんだっけ? だったり、どういう順序で取り組めば良いんだっけ? と、毎回同じようなところで判断に迷っているなと感じていました。
できれば判断や取り組み方の部分ではいちいち悩まず、さっさと作業に取り組みたいと思うものです。

そこで、普段の考え方の順序をまとめて、それに沿って行動すればあとは手を動かすのみ、と出来るような、考え方の指針を作りました。
また、せっかくなので、その考え方を公開することで、同じように悩んでいた人の助けになったり、
あるいは経験者の方に突っ込んでもらいつつ、考えの補強に役立てたいと思い、 今回記事として公開するに至りました。

以下に、「これはできますか?」と聞かれた時の、私なりの考え方を書いていきます。

大方針

手元にボールを置いたままだと他のボールもどんどん溜まってしまうので、なるべくすばやく打ち返します。
そのために、どうすればすばやく打ち返せるか? を基準に考えます。

判断のフロー

それはすぐできるか?

まず話が来た時に、その内容はすぐできるものなのか?
あるいは、すぐは難しいが時間をかければできそうなのか? を考えます。

話の内容がすぐ出来るものの場合

すぐ出来るものならとにかくすぐやる。そうすれば手元のボールは少なくなります。

時間をかければ出来るものの場合

時間をかければ出来るものの場合、制作物の完成後、修正や方向転換がありそうかどうかで場合分けして取り組みます。
修正がほぼありえない場合は単純に時間をかければ出来るので、「時間をかければ出来ます」ということを伝え、そのまま内容に取り組みます。
修正が入ってくる可能性がある場合などは、状況や相手との関係性にもよりますが、早めに方向性が確認できると無駄打ちが少ないです。
そのため、全体10とした時、1か2ぐらいのすぐ出来る範囲で一旦作業を行い、とりあえず早めに返すことを目標に取り組みます。
1か2の内容を共有し、その方向で問題内容であれば、そのまま続けてすべて取り組むと良いです。

出来るかどうか、ちょっとわからない

話を受けても、その場では出来るかどうか判断できないこともあります。
その場合、何故判断に迷っているのか、ボトルネックは何なのかを考えます。

「どこが分からないか」がわかっている場合

例えば技術的な話で、スキル・経験不足によるものや、出来ることは知っているけどやり方がわからない、みたいなとき。
そういった、「このカテゴリー部分がわからない、というところまでは分かっている」場合には以下で進めます。

自分やチーム内で試してみることが出来そうな場合

特定の技術が分かれば出来るなど、ある程度知識をつけたり、リサーチすれば自分で試すことが出来そうな場合、一旦試してみるための時間を確保できるか確認します。
その上で、全体を10とした時に、1か2ぐらいをひとまずやってみて、そのまま進めていけば出来そうかどうかをまず見てみる方針です。

その際、1か2ならすぐ出来るようであれば、すぐやって判断し、出来そうであればその旨を伝えます。
1か2をやるにしても少し時間がかかりそうな場合、状況や相手との関係性によって取るべき対応が変化します。

もし「この部分が出来るかどうか、試してみないとわからない」ということが言えるような状況・関係性であれば、素直にそのことを伝えて、出来るかどうか判断するための時間をもらいます。
その後1か2程度進めて、出来そうであれば、こういう方向なら出来そう、全体としてはこれぐらいの時間がかかりそう、ということを伝えます。

試す時間を貰えない・そもそも時間を作ること自体が難しそうな状況や関係性だった場合、
別の手段を考えるため、「別の方法を検討する」に進みます。

自分やチーム内だけでは試してみるのが難しそうな場合

どこがボトルネックかは分かっているものの、権限に関することや、明らかに自分・チームの範疇外で対応そのものが厳しい場合、
現状出ていない案から選択することになるので「別の方法を検討する」に進みます。

「どこが分からないか」がわからない場合

業務理解の差や、まだトライしたことのないジャンルなど、「何をすれば良いのかわからない」となる状況もそれなりにあります。
その場合、以下の方法を試します。

関連しそうなキーワードでとにかくググる

類似しそうなサービス・デザイン・競合他社・ツールなどを見てみて、やりたい内容の輪郭を掴みます。
ある程度何をすれば出来そうか、が分かってきたら 、上に書いた『「どこが分からないか」がわかっている場合』に移行して、そのまま進めます。

分かりそうな人に聞く

社内などで詳しそうな人がいれば、その人と話す時間をもらって、どういうことをすれば良さそうか確認・相談してみます。
相談結果、ある程度進められそうであれば『「どこが分からないか」がわかっている場合』に移行して、進めます。
それでも進めることが難しそうな場合は、「別の方法を検討する」に進みます。

別の方法を検討する

そもそも話をもらった方向・範囲だと出来なさそうだったり、現状の体制では難しそう、みたいな場合は根本の部分を考え直す必要があります。
主に以下の2つで考えます。

代案を考えて提案する

「その案はできないけど、別案ならすぐできそう」「その規模は無理だけど、これぐらいなら出来そう」のように、 このやり方なら現実的に出来そう、ということを伝えます。
そうすることで、100か0以外にも選択肢が生まれ、話を前に進める事ができます。

人に頼る

スキルや体制的に、自分やチームメンバーでは実現できないけれど、「この人を連れてくれば出来そう」という状況もあります。 このとき、やる作業やスキルをなるべく具体的なイメージに落とし込み、やることが明確になっていると良いです。
さらに言えば、その人物が名指しで浮かぶと尚良いです。
実際にその人に頼むかどうかはともかくとして、それが本当に頼める話なのか、神頼みかが分かるからです。

まずやってみる

とにかくやれそうな範囲で、まずやってみる。そんなやり方で今までやってきました。
できないことができるようになるのは嬉しいし、できるようになったことで喜んでくれる人がいるなら、さらに嬉しい。
そうやって日々、一歩ずつでも前に進んで行きたいなと思いつつ、仕事をしています。

この記事を読んで、一緒にやれることを増やしていきたい、と思った方がもしいたら、以下のリンクも是非チェックしてみてくださいね。
一緒にものづくり、していきましょう。

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保育園と子どもの成長

hitomedia アプリエンジニアの arata です。
入社してから約3年が経ちますが、社外でのプロジェクトや産休・育休期間があり、今年が本社勤務1年目でした。

hitomediaアドベントカレンダーの4日目の記事を担当します。 adventar.org

私は年始に起きた緊急事態とそれを共に乗り越えた子どもの成長について書きます。

突然の保育園難民

年明け早々、箱根駅伝も終わりそろそろ仕事モードに頭を切り替えるかと思っていた頃のことです。
突然母から「外出中に突然倒れて救急車で運ばれちゃって、緊急入院しました。」というような内容のLINEがきました。
突然の連絡にとても驚きましたがどうやら容態は重くなかったようで一安心したのもつかの間発覚した大問題。
1歳半の子供の預け先どうしよう・・・!!
我が家は保育園には通わず日中は私の母に預けて仕事復帰をしていたのでした。

1月という最悪の時期

保育園事情を全く調べていなかった私は、必死に情報を集めました。(私は横浜市に住んでいます)

認可保育園は4月に一斉入所となるため、1月から途中入園することはほぼ不可能です。
ひとまず認可保育園は見学と申し込みをするとして、今緊急で必要なのは3月までの預け先を確保すること。

どうやら認可保育園では一時預かり保育をやっている園があるということで、通えそうな園に片っ端から電話をかけました。
ところが・・・
「希望者が多いのでお申し込み頂いても1ヶ月に1日預かれるかどうかという状況です」
「希望者が多いので新規申し込みを中止しています」
「リフレッシュ預かり保育でよろしいですか?」
・・・いやいやいや、そういうことじゃない。
1ヶ月に1日のリフレッシュ目的の保育をしてほしいわけじゃない。
藁にもすがる思いで申し込みましたが、あっけなく落選しました。

次に区が入退園を管理している認可保育園ではなく、園に直接申し込みができる横浜保育室や企業提携型保育園、認可外保育園にも片っ端から電話をかけました。
横浜保育室・企業提携型保育園はどこも空きがなくほとんど見学すらさせてもらえないという状況。
認可外保育園なら空いているかと思いきや、通える地域の施設は少なく、さらに見学をしてみると預けても大丈夫だと思える施設に空きはありませんでした。
あとで気づいたことですが、認可保育園に入るための点数稼ぎとしてこれらの園に入園させることが多いようで、 1次募集の締め切りである11月にはすでにどこの園もキャンセル待ちの状態になるようです。(私の推測です)

区役所の窓口に相談に行くも、私が手を尽くして電話をかけた施設のリストを見せられるばかりで何も解決策はなく、 ニュースで話題になっていた「保育園落ちた」のママたちと同じ気持ちでいっぱいでした。

約2ヶ月の保育ジプシー

途方に暮れていた私を救ってくれたのは横浜子育てサポートシステムでした。
講習を受けた地域の方がボランティア価格で子供を預かってくれるというシステムで、急いで事務局に連絡をし申し込むと通常2週間ほどかかる登録手続きと預かり提供者とのマッチングを超スピード対応してくださり、1月後半の週から預かってもらえることに。
ただしこれは一般の家庭のお母さん方がボランティアでやってくださっているわけで、1日8時間週5日でお願いできるようなシステムではありません。
預かり時間も2時間程度の利用が多いようでしたが、なんとか3〜5時間預かってくださる方に出会い、4〜5人の方に代わる代わる半日ずつお預かりを依頼することになりました。
※この間ずっとリモートワークで、月1出社というような状況に

これまで私の母にしか預けられたことがない子どもは、やはり最初は大泣きしました。
おもちゃと子どもがたくさんいる行き慣れた児童館での預かりだったのですが、数回のうちはずっと抱っこ状態だったそうです。
ところが1週間もすると好きなおもちゃで遊んだり、お迎えのときは泣かずに帰ってこられるまでになりました。

預かり提供者のご自宅で預かってもらうこともありましたが、しっかり遊び持たせたお弁当も食べ、3月末には楽しそうに出かけて行くまでになりました。
子どもの順応能力はたいしたものです。

やっと見つかった保育園

2月中旬、申し込んでいた4月からの認可保育園2次募集の落選通知が届きました。
しかし問い合わせていた認可外保育園の1つから「認可保育園に移る子がいるので4月から受け入れ可能ですよ」というありがたいお返事が!!!
正直ここに入れなければ衛生的に他に預けられる認可外保育園はないと思っていたので、本当に本当にありがたいお知らせでした。

やっと見つかった保育園は、なんと英語ネイティブの先生もいて日常会話を英語で行うところです。
言葉もまだ話さない1歳10ヶ月の子どもなのでまぁ英語でも日本語でも大差ないだろうと思っていたのですが、なんと預けた初日から大泣きして2時間の慣らし保育がギリギリといった状態。
あんなにいろんな人と場所に預けられていた2ヶ月間はなんだったの??という変わりっぷり。
慣らし保育が終わり10時間預かりに移行したあとも、しばらくは迎えに行くと大号泣という日が続きました・・・。

そして現在

GW明けの頃には泣くこともすっかりなくなり、日々保育園から送られてくる写真の中にも笑顔が見えるようになり、今ではすっかり先生を困らせる甘えんぼな悪ガキへと変貌しつつあります。
2歳を超えてから言葉をたくさん話すようになったのですが、日本語はもちろん英語もたくさん覚えているようで、モノの名前を日本語と英語どちらも言えるようになったりしています。
驚くべきは、日本語と英語の違いが分かっているようで日本語で「これなに?」と聞くと日本語で、同じものを英語で「What's this?」と聞くと英語で返すこともできます。
文字に至ってはひらがなより先にアルファベットの大文字を読めるようになってしまうほど。

晴天の霹靂とも言える出来事からおよそ1年、人見知りもなくなり凄まじい成長を見せる子どもを見ていると、何事もチャレンジしてみないといけないな、と思わずにはいられないのでした。

最後に

突然勤務状況が不安定になった私が今でも働けているのは職場の理解とサポートがあったからでありとても感謝しています。
今でも子どもの通院や家事育児仕事の両立ができているのも気兼ねなくリモートワークの働き方ができるからだと思っています。
そしておもしろい人が多い会社だと思います。
どんな会社か気になった方は下記のリンクもぜひご覧ください。

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リモートワークで家族との時間を増やした話

フロントエンドのエンジニアやってます。eedamame です。

hitomediaアドベントカレンダーの3日目の記事です。 adventar.org

ヒトメディアは id:kenjiskywaker が校長になったように、思いもよらない方向に話が転がってプロダクトを作っていける環境。
そんな中でも私はそういったプロダクトをやる、強い思いのある人に協力することが好きなタイプです。 blog.hitomedia.jp

家族は妻と4歳の子供がいて、妻は出産後もフリーランスでバリバリ働いているのですが、家族とはお互いにやりたいことができるようにサポートしあいたいと思っていても、平日の子育ては妻に頼りっきりになっているのが引っかかっていました。

そんな話を昨年末の1on1で話をしていると会社としてもいろいろな働き方にチャレンジしていきたい、という話を出たこともあり、2018年は本格的にリモートワークを実践していくはじめの年となりました。 blog.hitomedia.jp

こういった形でリモートワークを実践してるという話と、どんな課題が残っているか、1年の振り返りとしてまとめてみたいと思います。

家族との時間を増やす、家族の負担をへらすためのリモートワーク

業務開始〜午前中

リモートワークとあわせて、フレックスタイム制になりました。 コアタイム11:00〜16:00、昼休憩の1時間を含めての9時間勤務。

私の場合、朝8時に子供を保育園に送っていって、戻ってきて8:30〜業務開始。 勤怠管理システムがslack対応しているので、スラッシュコマンドで打刻。他のメンバーに対してこれからやりまっせ〜のお知らせになって良い感じ。

多摩地方に住んでいる私は通勤に使っていた片道2時間弱を節約できるのはかなり大きくて、頭のすっきりしている午前の時間を多く取れるのはメリットのひとつでした。
午前中は手を動かすことよりも、頭をつかうタスクをやるようにしています。

ランチ

妻はフリーランスで自宅で働いているので、リモートワークの日は二人でランチを食べます。
ふたりとも実家が関西で親に預けたりすることもできず、子どもが生まれてからふたりっきりの食事はほぼなかったので、思わぬところでふたりの時間がとれたのはとても良かったです。

午後のタスク

午前と変わって、手を動かすタスクメインでディープワークするようにしてます。
業務終了が他のメンバーより早くなるので、もらったPull Requestは早めに返すようにしたり、他の人の手がとまらないようにというのは結構意識しているところ。

業務終了

Slackのコマンドから打刻して、17:30業務終了。
リモートワークの日は17:30に必ず仕事を終えるという自分ルールを課しています。
他のメンバーからの連絡は来ることもあるので、その都度明日以降にするか相談したりどうしても難しい場合は家族に相談したり。
まだ細かいコミュニケーションは対面のメリットを感じることも多く、できるだけ出社日に調整するようにしています。

家族との時間

みんなでごはん食べたり、子どもとお風呂入ったり、遊んだりしつつ、21時ごろに子どもと一緒に就寝...
寝かしつけた後、起きて自分の時間作ろうとか思ってましたが、まず起きれない...
ですが、しっかり睡眠時間取れることで、日々の集中力が上がった気がしています。思わぬ副産物!

1年間続けてみて

もともと通勤時間が長いせいもあるのですが、こんな感じで私はかなり満足度が高く続けられています。 もちろん個人のメリットばかり考えて業務が回らないのでは意味がないので、日々改善の最中です。

  • 体調悪いからリモートワークします〜ではなくちゃんと休んで🙏
  • テキストで説明するのが難しい、時間がかかる場合でも、ちょっとしたことで電話(slackコール)するのは気が引ける... という人が思いの外多かったので、相手側からしてもサクッと終わったほうがメリットあるので気にせずコールしましょう!と明文化した etc...

これからの課題

  • 細かく管理しようとせずにリモートワーク中の業務のやり方とかは個々人におまかせの状態ですが、結果としてうまくいっています。ただ、もしまだ時間管理に慣れていない新卒社員などがどんどん入ってくる環境だと、もっと仕組みが必要かも。
  • 1つのプロダクトをみんなで作っているという会社ではなく、コンテキストの違う複数プロジェクトに関わることが多く、プロジェクトの説明などをするには対面のほうがやりやすいと感じる場面が多く、フルリモートワークでやっていくにはまだ試行錯誤が必要そうです。

hitomediaでは、環境が整えばもっと良い仕事できるのに!そういった仕組みづくりも含めたデザインならまかせろ!というデザイナー・エンジニア募集していますので、興味あるかたはぜひ 🙏

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サーバサイド研修カリキュラムの取り組み

hilotterです。

hitomediaでは今年、サーバサイド研修カリキュラムの一環として株式会社万葉さんで実施されている新入社員教育用カリキュラムに取り組みました。

本記事では、研修カリキュラムの取り組みについてご紹介したいと思います。

  • 研修を始めたきっかけ
  • 研修の意図
  • どういう風に進めたか
  • やってみて良かった点
  • やってみての課題
  • 今後

研修を始めたきっかけ

これまでは中途入社のエンジニアが多かったため、プロジェクトに入ってOJTで学ぶというのが基本になっていました。

ただ、OJTの場合プロジェクトによって教える内容がバラバラになってしまうという課題がありました。

最近は若手エンジニアが増えてきたこともあり、サーバサイド研修カリキュラムを用意したいと考えていたところ、万葉さんが新入社員教育用カリキュラムを公開してくださり、こちらを弊社でも活用させていただくことにしました。

弊社のサーバサイド技術はRuby on Railsのプロジェクトも一部あるものの、過去から続いているプロジェクトではPHPを使ったものが多いです。

「じゃあなぜRails研修を?」と疑問を持たれると思いますが、

  • 研修を通じてテストを書く、レビューをする、というチーム開発の基本を学んでもらいたい
  • el-trainingはチーム開発の基本が網羅されており理想的なカリキュラムとなっている
  • チーム開発の基礎が一通りできれば、PHPプロジェクトに入ったときも学習しながらやっていけるだろう
  • 今後はRailsプロジェクトを増やしていきたい

という観点からRailsで研修を行うことにしました。

参考:「A Training System of Ruby Programmers / Rubyプログラマが育つ仕組み - Rubyでの受託開発を10年回してみて - - Speaker Deck

研修の意図

「研修を受けた人は、次のカリキュラム受講者のメンターになる」という学びのループを作ることで、一緒に仕事をする仲間の成長にかかわっていけるようにしたいという意図で始めました。

どういう風に進めたか

  • まずは有志メンバーで集まってカリキュラムを実践(メンターを増やす)
  • 効果が見込めそうなことが分かったので、エンジニアチーム全体に広げいてくことに
    • 新入社員は入社後にまず研修をやってもらう
    • 既存メンバーは空き時間に進めてもらう

やってみて良かった点

  • 研修を終えてRailsプロジェクトに参加したメンバーが即戦力として活躍できている
  • 若手メンバーがRails以外のプロジェクトにもテストを導入したり、周りを突き上げる動きをしてくれている
  • 教える側のメンターも分かっていたつもりになっている部分を見直せて成長できる

やってみての課題

  • 新入社員は研修を終えられたものの、エンジニアチーム全体に広げていくことはできず
    • 最初、目標期限のみを決めて「各自で時間を作って進めてください」という進め方をしたが、一部メンバーのみしか進まず
    • その後、週一で集まる時間を設けペアを組んで進めてもらうようにしたが、既存プロジェクトの忙しさもあり、徐々に集まるメンバーが減っていく結果に
  • 普段PHPを使っているメンバーのモチベーション維持の難しさ
    • 研修を終えてもすぐにRails案件に移るわけではないので業務での実践の場がない

今後

私の進行が悪く、いきなりエンジニアチーム全体に導入することはできなかったですが、新入社員研修カリキュラムとしては非常に良い結果をもたらしてくれました。

今後も新入社員研修としてカリキュラムの実践を続け、研修を受けたメンバーが次のメンターとして活躍できる流れを作っていきたいと思います。

この場をお借りして、素晴らしい研修カリキュラムを作成いただいた万葉の皆様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございます。