入社から1ヶ月間でプロジェクト全体の課題に取り組んだ話

hitomediaアドベントカレンダーの13日目の記事です。 adventar.org

StartupDivのid:skit_nです。

2018年5月にサーバーサイドエンジニアとしてヒトメディアに入社しました。

入社からプロジェクトにアサインされるまでの一ヶ月間、主にインフラ担当としてプロジェクト全体の課題に取り組みました。

入社二日目という不慣れな状態からのスタートでしたが、横断的にプロジェクトに関われたことで今どんなプロジェクトが動いているのか、誰が関わっているのかのモヤモヤが日を追うごとにクリアになり、改めて良い経験をしたなと思ったので当時を振り返ってみます。

主にやったこと

サーバアカウントのインフラコード化

各プロジェクトで特定のメンバーしかサーバにログインできず、障害発生時に素早い調査、対応ができない問題があったため、構成管理ツールのItamaeを使ってサーバアカウントの足並みを揃えるようにしました。

アラート管理の標準化

アラート管理にはMackerelを使っていますが、各プロジェクト毎の設定がバラバラだったため、アラートルールの均一化を目標に設定の見直しを行いました。また、プロジェクト固有の事情も加味しながら柔軟に取り入れつつも、経緯は見えるようにしたいので情報共有ツールのDocbase上に記録する運用にしました。

他にも合間をぬってサーバーサイド研修を進めていました。 詳しくは以下のエントリをご覧ください。 blog.hitomedia.jp

大変だったこと

プロジェクト全体に適用するための落とし所を見つけるのに苦労しました。

多様な環境下でWEBサービスが稼動しているため、どこまでを仕組み化するべきか、共通の落とし所を定めない限りゴールに辿り着くことはできませんでした。

理想は求めたいですが、長い時間をかけて100点に近い数字を目指すよりは短い時間で50点を目指す、一歩目を踏み出していこうという気持ちで取り組みました。

学んだこと

技術的な学び以上に、プロジェクト全体の動きがクリアになったことが一番の印象でした。

入社2年目くらいになると会社全体の動きが一通りわかるような感覚を(わかりますかね?)、入社して日の浅い時期に得ることができました。

プロジェクト全体を知ることができた

入社してすぐプロジェクトにアサインとなると、担当以外のプロジェクトに意識を傾けることが難難しくなるので、入社初期の段階で全体を把握することができたのは良かったです。

また、Slackのやりとりでもどこのプロジェクトのことを指しているのか、なんとなく理解できるようになりました。

誰がどのプロジェクトに関わっているかがわかるようになった

StartupDivのメンバーの多くは複数のプロジェクトを掛け持ちしながら進めています。

一日一日柔軟に業務をこなす一方、誰がどこに所属しているかわかりづらい印象を受けましたが、各プロジェクトに関わったことで、所属メンバーを把握することができました。

依頼の仕方を見直すことができた

メンバーは目の前の業務が優先であるため、どうしても後回しになりがちでした。

そのため、どうすればスムーズに進められるようになるか試行錯誤の日々でしたが、最終的には以下の方法を心がけました。

  • 相手にお願いする作業を最小限にする
  • 部署全員参加のミーティングで発信する
  • Slackでは@channel・@hereメンションを飛ばすより、個別に指定してメンションをする
  • 依頼に期日を設ける
  • 定期的にリマインドする
  • 状況をみて対面でフォローする

最後に

「個人の成長」にフォーカスしたエントリにはなりましたが、メンバーのお力添えをいただきなんとか改善の第一歩を踏み出すことができました。

ヒトメディアは「ひとの成長に、かかわる。」を経営理念に、社内でもメンバーの成長に関われるよう気軽に相談でき困ったときには助け合える文化を目指しています。

ともに助け合い、ともに成長していきたいエンジニア・デザイナーを募集しています。

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