この記事は、hitomedia Mom&Dad's Tips Advent Calendar 2017 12/23 の記事です。
前日は @hilotter が書いたこちら。
id:Tetsujinです。我が家には子どもが2人居ますが、今年の秋に子ども名義の証券口座を開設して、2人分のジュニアNISAをはじめました。
ジュニアNISAとは未成年(0~19歳)を対象としたNISA制度で、売買益や配当金、分配金などが非課税となります。 2023年までの投資期間後も18歳までは原則として払出しができませんが運用益は非課税となる、長期投資を目的につくられた制度です。
制度については、図解でわかりやすくまとめられているサイトが沢山ありますので参照ください。
なぜはじめたのか
もともと子ども用の銀行口座は産まれたときに開設をしてお年玉等を貯め込んでいたものの、この低金利の時代に寝かせておくのも勿体ないし、子どもが自分で使いみちを考えられるようになるにはまだまだ時間がかかりそうなので、一部を運用に回して増やしておこうという親心です。
はじめたこと
以下のマイルールを決めてはじめました。
- 長期でガチホする前提なので、ジュニアNISAで。
- でも、将来的に18歳になるまでにお金が必要となる可能性もあるため、困っても大丈夫な程度で。(途中で引き出せないため)
- 用途はそのタイミングで子どもが決める。
- 外国株インデックスファンドを毎営業日積み立て投資する 。
- 将来もしマイナスだったら、父として子から恨まれないよう 元本を保証 する。
子どもが大きくなり、もし自分で興味を持つなら投資先を自身で選ばせても良いかと考えていますが、それはまた別の話で、もう少し大きくなったら考えようと思います。
なぜ外国株インデックスファンドなのか
昨今の暗号通貨の暴騰を見ると...考えたくはなるものの、目指したいのは銀行の普通口座に寝かせているよりもリターンが良くて、市場平均くらいにあやかりたい。大きなリスクは取りたくない。という感じなのでやめておきます。(そもそもジュニアNISAでは買えるものではありません)
リターンを考えると米国一択も選択肢にあがりますが、特定の国に偏り過ぎるのも避けようと考えました。
とはいえ、前提としては世界全体では右肩上がりするだろうと考え、広く分散された指数に連動して、信託報酬が最安レベルの外国株(先進国株+新興国株)インデックスファンドにしました。
なぜ毎営業日積立なのか
2018年から、「つみたてNISA」が始まることもあり各証券会社の積立用の機能を充実しはじめました。
一部の証券会社では設定した金額で毎日(毎営業日)自動で買付けられるようになり、月1回など特定の日のタイミングに偏るのではなく、より「平均」を狙えるはずです。
いわゆる「ドルコスト平均」ですが、効率を考えると最初に一括投資したほうが...と思うものの、ドルコスト平均法について整理する | トウシル の記事内に
身も蓋もない言い方で恐縮だが、ドルコスト平均法は「平均買いコスト」に投資家の視点を集中させることで、投資対象が値下がりした時の「気休め」をあらかじめ提供している投資方法なのだ。
と書かれていますが、開始直後に暴落したときの後悔が大きそうなので、この「気休め」を得ることにしました。
さいごに
子どもの証券口座にお金を入れておけば、後は設定した金額で機械的に日々買い付けてくれるので細かなメンテナンスは不要です。
将来、子ども達から少なからず感謝されるような結果が出るよう、世界経済に期待をしつつ自分も何らか貢献できるよう頑張りたいという気持ちです。
そして実はもう一つ始めた大きな理由として、ヒトメディアのCSR事業では金融経済教育に携わっており、その大事さを身をもって我が子にも体験させようとも思ったからであり、これもひとつの子育てと仕事の両立の形であるというお話でした。
※もちろん、投資は必ず儲かるものではなく損をする可能性もあるためご注意ください