この記事は hitomedia Mom&Dad's Tips Advent Calendar 2017 12/22 の記事です。
先日、1年がかりの準備期間を経てようやく結婚式を迎えることができました@hilotterです。
子育てとは趣旨が異なるのですが、今回は我が家の結婚式プロジェクトを支えてくれた3種の神器(便利ツール)についてご紹介します。
前提
私はサーバサイドエンジニア、妻はアプリエンジニアというエンジニア夫婦のお話です。
神器その1. Github
「さぁ結婚式準備するぞ!」となって、まず最初にやったのがGithubの有料プラン契約でした。「なぜそこが最初なの?」と思われるかもしれませんが、何をすればいいかも分かっていない状態から結婚式を始めるには、まず情報を整理するための土台作りが必要だと思ったからです。 また、二人とも普段から使い慣れたGithubを使うことで、結婚式に対する心理的ハードルを下げたいという意図がありました。
Githubの活用方法としては「会場比較」や「招待状作成」といった、準備の中で出てくるタスクをissueに整理しながら進めていきました。Projectsを使うことでカンバン形式でissueの管理ができるようになるので、「これが今進行中」というのが分かりやすかったです。
式場が決まった後は、ウエディングプランナーさんとの打ち合わせが始まります。 打ち合わせの度に紙の資料(カタログや席次表等の提出資料)が大量に増えていくため、Webでのデータ管理に慣れている場合は結構なストレスポイントかもしれません。
長時間の打ち合わせになると、行って帰ってくるだけで疲れ果ててしまうので次の日には内容を忘れてしまっていたりします。 なので、打ち合わせの際に出てきたタスクはその日中にissue化しておくのがオススメです。 紙の資料はクリアファイルを2冊ほど買って管理するようにしていました。
結婚式の1ヶ月前くらいからは最後の追い込みが始まるため、仕事を終えて帰ったら結婚式準備という多忙な日々が続いていましたが、issue管理していたおかげもあって抜け漏れにすぐ気づけたので、大きなトラブルなく本番公開を行うことができました。
結婚式前日に両親への手紙がPullRequestで送られてきた時は「この人と結婚してよかったな」と思いながらLGTMしました。
神器その2. Googleドライブ
Githubはタスク管理には便利ですが、頻繁に追記、更新がかかるものに関してはGoogleスプレッドシートで管理するようにしていました。
管理していたシートの内容は以下のようなものです。
- 招待者リスト
- 席次表
- 引出物管理
- 準備にかかった時間管理
- 費用管理
issueのコメントとしてスプレッドシートのリンクを貼っておくとおくとタスクと紐づくので管理しやすかったです。
準備にかかった時間のシートを見返してみると1年間で約170時間を結婚式準備に充てていたようです。 準備期間1年と言っても、会場を決めてからプランナーさんと本格的な打ち合わせが始まるまでは空白期間もあったので、実際の流れとしては以下のように3ヶ月前からが勝負でした。
期間 | やったこと |
---|---|
1~3月 | 会場見学、会場決定 |
4~6月 | ドレス、タキシード試着、親族衣装合わせ |
6~8月 | 空白期間 |
9~12月 | 本格的な準備開始(全4回の打ち合わせ) |
参考までに3ヶ月前からの準備にかかった時間も載せておきます。
- 3ヶ月前:33時間
- 2ヶ月前:25時間
- 1ヶ月前:56時間
※ 結婚式だけでなく二次会パーティの準備時間も含まれています
こんな風にログを残しておくとラストスパートの追い込み具合もあとで振り返れるのでログ重要ですね。
神器その3. LINE Pay
結婚式準備には会場へのお支払の他にも色々とお金がかかります。
例えば結婚指輪や遠方から参加してくれる親族のホテル代といった高価なものもあれば、会場装飾用の小物のような少額のものだったり様々です。
費用管理の際にどちらかが払ったままにしておくと、一方の負担が大きくなってしまったり、あとになって「これ精算済みだっけ?」といったことが起こりがちでした。
そんな時に役立ったのがLINE Payでした。
LINE Payを使うと個人間送金が手軽にできるので、買い物の際にその場で相手に送金依頼を出しておけば精算を忘れることがなくなりました。
また、LINE Payカードで支払うことで2%のポイント還元があるので高額決済の際に使うと、結構な額のポイントが返ってきてお得感があります。
ただし、LINE Payは1日10万円が入金上限なので10万円を超える決済の場合は、数日前から毎日コツコツと上限チャージをしておく必要がありますのでご注意ください。
まとめ
以上、我が家の結婚式プロジェクトを支えてくれた3種の神器の紹介でした。
普段使い慣れたツールを使って臨むことで結婚式という未知のプロジェクトでもなんとかやっていくことができました。
今後、結婚式を検討されている方の参考になればと思います。