赤ちゃん学級のすすめ

この記事は hitomedia Mom&Dad's Tips Advent Calendar 2017 12/20 の記事です。

前日は toratani の↓でした。

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20日目を arata が書きます。

今日はお休みを頂き区が行う子どもの1歳半検診に行ってきました。
4ヶ月の時にも同じ場所で区の検診を受けました。
あのときはまだゴハンを食べることも立つことも、おすわりすることさえできなかったなぁ・・ととても懐かしく成長を感じました。

ところで赤ちゃん学級という言葉を聞いたことがありますか?
0歳の赤ちゃんとお母さんの地域の集まりで、市や区が地域のケアプラザなどで行っています。
地域によって多少呼び方の違いはあると思いますが、どこの行政でも同じような会があるのではないでしょうか。

私の住んでいる地域でも月に一度開催されています。
一般的に赤ちゃんが外出可能となる生後2ヶ月目から10ヶ月の赤ちゃんとお母さんが無料で参加することができます。
思い返せば子どもが生まれたばかりの頃の私は毎日が無気力で、夫が休みである土日がくるのがとても待ち遠しかったです。
何をするときも赤ちゃんと一緒。
話し相手もいない。
夜中も数回起こされ、自分の時間を持つこともできず、ただ毎日泣き続ける子どもと向き合う日々が続きました。

「そんなことは当たり前だよ。」
「みんな同じなんだよ。」
「たった数ヶ月だよ。」

そんなふうに言ってしまうことは簡単です。
頭では分かっていても疲れとイライラが募る日々の中、精神的に追い詰められていきます。
「世間から自分だけが取り残されている」

そんなとき、赤ちゃん学級の存在を知って参加することにしました。
マットが敷かれた部屋に区の担当者と10組ほどの赤ちゃんとお母さんが集まっていて、ねんねの赤ちゃんとできる手遊び歌や絵本を教えてもらったり、栄養士さん、助産師さん、保育士さんなどのお話を聞くことができます。
時間はおよそ1時間半で、大半がフリートークの時間でした。
「ママ友っていう響きがなんかもう無理」
と思っていた私ですが、同じ月齢の赤ちゃんを持つ者同士、悩みを共有したり月齢が少し上のママからのアドバイスをもらったり、意外と話は尽きませんでした。
1ヶ月月齢が違うだけで全く違う動きをする赤ちゃんたちを見ているだけでもとてもおもしろい体験でした。

なにより子どもが泣いても誰も気にせず、オムツをあげたり授乳したりしながら人と話すことができる場所なんて他にはありません。
月に一度、程よい距離感で話すうちに意気投合する人も出てきて、一緒にお散歩したり子ども連れランチに挑戦してみたり、児童館へ行くようになり赤ちゃんとの暮らしが一転して明るくなりました。
同じ話題や悩みを共有できる人がいることはとても心強く、子どもと二人きりでは行く勇気のなかった場所へも出かけられるようになり、とても充実した日々を送ることができました。

そのときできたママ友とは今でもランチに行くような良い関係が続いています。
近所で偶然会うこともあるし、ひさしぶりに顔を合わせたときに自分の子どもの成長に気づいて一緒に喜んでくれる人がいることはとてもうれしいことです。
もちろん、他の子どもたちの成長を間近で感じることも楽しみになっています。

遠くの親戚より近くの他人。

これから子どもを持つ方にはぜひ赤ちゃん学級をオススメします!

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