絵本について

この記事は
hitomedia Mom&Dad's Tips Advent Calendar 2017
12/10 の記事です。

前日は sakumoto が書いた

blog.hitomedia.jp

でした。

10日目は、 hanzawa が担当します。

わが家の一人娘は、赤ちゃんの頃から絵本が大好き。
小学六年生になった今では、どんどん自分で本を読むようになりました。
一緒に読む機会は減りましたが、本は家族の共通の楽しみになっています。

親子でほっこり楽しめる絵本について、少しお話したいと思います。

1.『ゆめのゆき』(エリック・カール作/あおき ひさこ訳、偕成社、2002年)

対象年齢:2歳ぐらい~

ゆめのゆき

エリック・カールのクリスマスの絵本。
おじいさんの夢の中で雪が降り…。透明なセロファンに雪が描かれ、子どもが自分でページをめくりたくなる一冊です。
最後の美しい音色に、大人は癒され、子どもはスイッチを押しまくるかも?!

2.『ゆきのひ』(エズラ=ジャック=キーツ作/木島始 訳、偕成社、1969年)

対象年齢:2歳ぐらい~

ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)

ある日、目覚めると、一面の雪…。
雪の日の、子どものわくわくした気持ちが伝わってくる絵本です。
線を引いたり、「天使」になってみたり…小さな子どもがマネしたくなる遊びがたくさん出てきて、
きっと雪の日が待ち遠しくなってしまいます。

3.『14ひきのおつきみ』(いわむらかずお、童心社、1988年)

対象年齢:2歳ぐらい~

14ひきのおつきみ (14ひきのシリーズ)

14匹のねずみの家族のシリーズの一冊。
ねずみ目線の景色が新鮮で、自然が身近に感じられます。
子ねずみたちの名前が数字に因んでいて、数を覚えるきっかけになるかも?
『14ひきのおつきみ』は娘のお気に入りで、木に登った時の景色を体感できます。
今の季節でしたら、『14ひきのさむいふゆ』(1985年)『14ひきのもちつき』(2007年)もオススメです。

4.『へびのクリクター』(トミー・ウンゲラー作/中野完二 訳、文化出版局、1974年)

対象年齢:3~4歳ぐらい~

へびのクリクター

一人暮らしの婦人と、お誕生日に贈られたヘビのクリクターとの、心温まるおはなしです。
初めはびっくりした婦人が、クリクターを大事にする様子がとてもユニークで、大人も楽しめます。

5.『たかこ』(清水 真裕 文/青山 友美 絵、童心社、2011年)

対象年齢:小学校低学年~

たかこ (絵本・こどものひろば)

3年1組の転校生、たかこちゃんは、皆とちょっとちがいます。
鉛筆の代わりに筆を使い、リコーダーの代わりに琵琶を奏でます。
あるときから、皆にいじわるされるようになりますが…。
平安時代からタイムスリップしたような主人公の小学校生活と、インパクトのある絵が印象的です。
言葉遣いが、古文の勉強になるかも?