リーダーという役職をやめてフォロワーという概念をつくった話

Kenji Naitoです。

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仲間を数名探しています!よろしくお願いします!

会社が向かっているところ🥅

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こちらの記事にもある通り、ヒエラルキー型の組織からの脱却をする実験をしています。

マイクロマネジメントはマネジメントコストが高い管理方法であり、
個人が主体性を持って関わるようになれば
人に対するマネジメントは極力下げられるからという効率の良さを狙っています。

というのも、私個人が人を管理するという発想があまり好きではないので
みんないい感じに自分で判断して楽しく責任感を持って仕事を推進してほしいという姿勢です。

また、CEO、COO、CSO、CTO、などのメンバーも似たような考え方なので
会社の文化として落とし込めればと考えて進めています。

なぜリーダー(役職)をやめたのか🌝

リーダーという概念があると

  • リードする人
  • リードされる人

マネージャーという概念があると

  • マネージメントする人
  • マネージメントされる人

という境界が生まれます。
ヒトメディアとしては、役職ではなく振る舞いで給与を決めたいので
全員がマネージャーで良いし、全員がリーダーで良いのです。

ということを考えると、リーダーやマネージャーという役職が意味がなくなってくるので
フォロワーという役割に変更しました。

フォロワー(概念)とは🌝

リードするでもなく、マネージメントするわけでもなく、星飛雄馬の姉のごとく、
影でそっと見守り、チームメンバー同士で助け合いができるよう働きかける人。

と、書いたはいいものの、未だ実験も初期の段階なので、日々試行錯誤*1です。

リーダーやマネージャーをなくして困っていること🤔

  • 経費や承認フローをどうするか

というところが一番やっかいなところでした。
総務の人に「フォロワーは概念なんですよ」と話したところで
結局事務的なフローはどうなるのか、という回答にはらないので
非常に詰められました。一旦はフォロワーが代わりにやったり
VP of Engineeringがやったり、そもそも事務手続き減らそうやという試行錯誤をしています。

細かい話📝

  • 事務手続きの経路をどうするか混乱した
  • そもそも受け身の人からしたら意味がわからない概念だったので理解に苦しんだ(苦しんでいる)
  • 旧リーダーの人同士で何度も会話をして、それぞれのフォロワーの形を見つけるのに時間がかかった

などがありますが、なにか新しい施策を行う時に、混乱が起きなければ
それは新しい施策でもなんでもないです。

極力事前に減らせる混乱はコミュニケーションしていき
実施していく上での課題は逐次フィードバックを受けて
改善していければ良いかなと考えてみんなで進めています💪

そんなチームに興味があれば

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こちらへ是非ご応募ください🙏

ブコメをくれた方へのお返事と質問🙏

全面的に賛成だけども人間力が試されるような施策だ…(低い - honeybeのコメント / はてなブックマーク

id:honeybe

そうなんですよ、私は私の興味のあることにしか力を使いたくない!
という人がいても良いとは考えているのですが、


Management 3.0を参考にした組織づくり、エンジニアとデザイナーに求められる振る舞い - hitomediaの、ひとの成長にかかわるブログ

こちらの記事で書いている通り、その辺のフォローというか理解をしていかないと
お賃金を上げづらい(誰かがその人をマネジメントしないといけない)という仕組みで
今は実験しています。この辺、難しいんですよね...


物事に気がつく人に仕事が集中して破綻する。 - convenientmanのコメント / はてなブックマーク

id:convenientman

その通りすぎます。ただし、事に気がつく人に仕事が集中するのは
役職に関わらずなので、その辺はカンバン方式を導入したりして、
タスク量の見える化を実験しています。 id:convenientman さんの良いアイデアあれば
是非教えて頂きたいです。


面白いやり方だけど、フラットにすると孤立者が目立つ気がする - hotsa104のコメント / はてなブックマーク

id:hotsa104

所属がなくなってしまうと孤立感が高まるのは、私も同様の感覚を持っていました。
対策として、今まではStartup Divisionの Development Teamや、Design Teamというチーム分けを行っていたのですが、
今回からTeam 1 ~ 5というようにチーム自体とチーム名に意味を持たないように変更しました。

この変更の意図は、チームに帰属するのではなく、ディビジョンに帰属するということを目的とし、職能で偏らないチームづくりを目的としました。
チームメンバーは、最初は、極力お互いが何をしているのかを理解しているメンバー同士にし
今後、定期的にシャッフルできるようにしようと考えています。

私が全員をフォローするのは物理的に難しいので、それぞれのチームに
どんどんフォロワーが増えていくと、良い組織になるのかなと考えています。


http://b.hatena.ne.jp/entry/360298126/comment/

id:utonn

ですです。リーダーシップという言葉自体が日本人にとって抵抗感があるのかなと
勝手に判断し、フォロワーという言葉を選びました。
サーバントリーダーシップとフォロワーという2つの言葉も、落とし込んでいくと
多少のメンタルモデルの違いはあるかもしれません。


試みは面白い。目新しくはないけど。フォロワーする、しないは間違い。リーダーとフォロワーの関係です。フォロワーの意味は弟子、子分。 - fumisanのコメント / はてなブックマーク

id:fumisan

勉強になります🙇

*1:フォロワー(概念)があるならフォローする人とフォローされる人が生まれるのでは?という疑問が生まれますが、全員が全員のフォローをする分には問題がないかと考えています。ただし、全員がリーダー、全員がマネージャーだとなんだかよくわからないのと、役職と混同しがちになってしまいそうなので一旦フォロワーという言葉を選んでいます。

我々人類は「睡眠」という真剣勝負を舐めてかかり過ぎではないだろうか

健康に目覚めた

デザイナーのばっこです。

25歳を過ぎたあたりから「今日は100%健康だな!!!」みたいな日が無くなったなぁと感じていまして、社内のslackでもボヤいていたところ、#kaizen-kenkoチャンネルを作ってもらいました。

様々な健康法をお勧めしてもらった中で、さっそく睡眠管理アプリ「Sleep Cycle alarm clock」を使ってみたのですが、睡眠時間の8割以上「覚醒」している上に、いびきも2時間かいていて、明らかに睡眠の質が悪いことが判明。

「睡眠」に関して何もしていなかった

(ここから突然のポエム)

思えば、僕は「睡眠」に関して一切何もしてきませんでした。

毎日、ただ、当たり前のように寝ていれば、健康な明日がやってくる、そんな甘い幻想を抱いて生きてきました。

しかし、もう、気づいてしまったのです。

「睡眠」というのは、翌日起きてる10数時間のパフォーマンスを左右する、超重要イベントなのだと。それこそ、1日で1番重要だと言っても良いほどに。

「朝起きてからが1日の始まり」ではないのです。夜寝るところからすでに勝負は始まっています。

そんな睡眠という、明日をも左右する真剣勝負に、我々は、長時間、無意識の状態で臨まなければならないというのに、それに対していっさい何も準備をしていないとは、なんたることか。

まるで、裸で戦場に出るようなものではないか、否、それ以下である!!!!!

改善するぞ

ということで、まずは、ググればすぐに出てくるような、当たり前の睡眠対策から試してみました。

例えば、

  • 寝る前に食べ過ぎない
  • 寝る前にPC/スマホを見ない
  • 寝る前にお酒を飲まない
  • 夕方以降コーヒーを飲まない

などなど。

結果

f:id:is178:20180306193613p:plainf:id:is178:20180306193620p:plainf:id:is178:20180306193630p:plain
左から、1日目、2日目、3日目と改善している感じ

まだ睡眠を練習し始めて数日のペーペーなのですが、早速結果を出してきました。睡眠の才能があるかもしれません。

これからも精進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

(個人的に影響が大きそうだなと感じたのは、空気清浄機にちゃんと水を補給して、加湿させておくことでした)

ちなみに

そんな健康意識の高い弊社では、デザイナーとエンジニアを募集していまして、もしご興味があれば下記のリンクをお手元のスマートフォンもしくはマウスやトラックパッド等をお使いの上でクリックしていただいて、閲覧と応募までして頂けるとたいへん嬉しく思います。

ひとの成長にかかわりたいデザイナー募集!

様々なユーザの課題をエンジニアリングのちからで解決する仲間を探しています

Management 3.0を参考にした組織づくり、エンジニアとデザイナーに求められる振る舞い

VP of Engineeringをしているkenjiskywalkerです。

広報と採用目的の記事です。
題名の通り、ヒトメディアではManagement 3.0に基づいた組織づくりの実験をしています。

Management 3.0 について

Management 3.0については、日本でファシリテーターをしている

ステファンのHPが参考になります。

その他、組織づくりでの参考書物

その他書物として
- 学習する組織――システム思考で未来を創造する
- ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
- HOLACRACY 役職をなくし生産性を上げるまったく新しい組織マネジメント

この辺りを、組織づくりの基礎として参考にしています。

どのように取り込んでいるか

EdTech Engineer Meetup #2 にて発表した資料に簡単に記載しています。

speakerdeck.com

このスライドや

このスライドがそれに該当します。

ヒトメディアのエンジニアとデザイナーに求められるもの

ヒトメディアの仕事のほとんどは、お客様から
弊社社長の森田や大山、もしくはエンジニアに直接お話が来ます。

その際に

お客様の中で課題がクリアになっており、あとは手を動かすだけの状態である

という状況よりかは

お客様が何に困っているのか、本当の課題は何かを、一緒に悩んで考えながら ご協力できることを探す

という状況の方が多いです。

なので、どこかの技能に特化した、圧倒的なスキル保持者を求めるッッ!!!
というよりかは、お客様のことをきちんと理解し、
きちんと提案できるスキルが必要になります。

その上で、状況に対し、デザイニングやエンジニアリングの能力を
活かすという優先度になります。

お客様と話すこと、理解すること

ヒトメディアのお客様は、
企業の社長の方や大企業の大きな事業部の責任を持たれた方などが多く、
「私はエンジニア、デザイナーなので技術しかわかりません」という人だと、
お客様の相談に乗ることが難しくなります。

なので、必然的に事業の理解やチームのマネジメントなど

  • 人と一緒に仕事ができ、自分から主体的にものごとを推進することができる
  • 他社の事業を理解して、経営や事業の数字の話がなんとなくできる

というところに価値が生まれます。

技能に関しては、仲間に相談するないし 他社の友人や企業に頼ることも可能です。
ですので、まず、相手が何を話していて、何に困っているかがわかる力が必要になります。

振る舞いと給与

ということで改めてスライドを確認します。

からの

です。


その人が会社を経営する力と責任感を持っているなら、会社自体を任せることができるので
その人に対してマイクロマネジメントをする必要がなくなるので必然的に給与は上がる。 (そもそもそんな人が社員でいる必要があるのかどうかという話はある)


その人が事業をつくり運用できる力と責任を持っているなら、事業自体を任せることができるので
その人に対してマイクロマネジメントをする必要がなくなるので必然的に給与は上がる。


その人がプロジェクトをつくり運用できる力と責任を持っているなら、プロジェクトを任せることができるので
その人に対してマイクロマネジメントをする必要がなくなるので必然的に給与は上がる。


その人がチームをつくり運用できる力と責任を持っているなら、チームを任せることができるので
その人に対してマイクロマネジメントをする必要がなくなるので必然的に給与は上がる。


その人が自己組織化できる力と責任を持っているなら、その人自身の管理を任せることができるので
その人に対してマイクロマネジメントをする必要がなくなるので必然的に給与は上がる。


という考え方で給与レンジを決めています。

結局、ヒトメディアに合う人とは?

長々と書きましたが

  • お客様と直接お話をして、課題の解決をしたい人
  • お膳立てされた状況で仕事をするのに飽きた人
  • エンジニアリングやデザイニングの力の追求から、事業や経営に興味が出てきた人

ヒトメディアに合わなさそうな人

  • 大規模サービスのトラフィックをさばきつづけたい人
    (大規模サービスもやっているけどそれだけだと給与上がらない仕組みにしてしまっているので)
  • ある程度秩序があった上で日々の定常業務を行いたい人
    (お客様によっては課題も背景も規模も要件も全く違うので、同じ仕事はほぼないのです)
  • エンジニアリングやデザイニングのみを追求していきたい人
    (もちろん今のメンバーも追求してはいますが、評価基準が技能のみでないので、会社の求めるスキルが足りなくなる可能性があります)

まとめ

という感じです。
基本的に他社でリーダーやマネージャーをやってきた人が多かったり
結婚したり子どもができたりして、もう少し社会貢献がしたくなったり、
お客様と直接お会いして課題解決をしたいと考えている仲間が多いです。

すべての実験は、会社全体の生産性向上と
関わっている仲間のエンゲージメントというか、やりがいの向上のために行っています。

手法の改善が目的にはならないように、日々批判的観点は持ちながら
様々な実験を行っていければと考えています。

この記事を読んで興味を持った方は、 @kenjiskywalkerにお声がけください。

クリスマスイブにお宮参りとはね

この記事は、hitomedia Mom&Dad's Tips Advent Calendar 2017 12/24 の記事です。

前日は id:tetujinが書いたこちら。 blog.hitomedia.jp

1ヶ月検診が終わり、一息ついたと思ったら娘にケーツーシロップを吐かれて翌朝病院までダッシュするというハプニングがありました。尾崎です。

今日はタイトルの通りお宮参りについて書こうと思います。

残念ながら、神社の方でお宮参りは1月中旬まで行なっていないことが分かり、 両家で写真だけ、取りに行ったのでその際のことなどを書きます。

会食

撮影の前にまずはご飯ということで、尾崎と尾崎母と奥さんと義母と娘で会食に。

  • 尾崎母と義母は入院中のお見舞い以来の再開
  • 尾崎母と娘は出産2日目以来の再開

義母が入退院を繰り返していることもあり、孫の成長を喜んでもらうとともに、 一時期は危なかったけれど、少し外に出て食べられるぐらいまでは回復して本当によかったですねという話をしました。

尾崎母は娘をガラス越しに見ていたのみだったので 「まだ孫の実感湧かへんなー」 と言いつつも抱っこをしている顔は緩々になっていました。

写真撮影

現在の住まいが千葉ニュータウンまで車で30分程度ということもあり、撮影は千葉ニュータウンのスタジオアリスで行なってきました。 www.studio-alice.co.jp

マタニティフォトもこちらで撮影したのですが、ちょっとしたライフイベントの撮影を買い物ついでに行えたりするのでこれからも活用の機会が増えそうです。

撮影感想

新生児ということもあり、やはり撮影時に目を開けてくれなくてカメラマンが奮闘する場面はありましたが、スタジオ内におむつ替えや着替え用のベビーベットと授乳室が用意されているので乳児連れでも安心して撮影に臨めました。

娘はそれほど泣いたりはしなかったのですが、撮影時は眉を八の字にしていたりでそれなりに緊張しているようでした。

周りの撮影客のお子さんは凄まじいレベルで泣き菱っていたりして、泣きの連鎖で阿鼻叫喚となることも・・・(笑)

撮影後は写真の選定へ。何かしらのグッズを購入しないと写真データはもらえないので、あれもこれもと購入すると高額になりがちです。

結局今回は、家族3人で撮った写真立てと、和歌山の遠方の親戚に向けての内祝いに同封するポストカードを依頼しました。

娘が生まれてから思うところ

娘の肉体的な成長が嬉しいのはもちろんですが、幼少期に自分たちが親にしてもらったことを今自分たちがしているのかと思うと、少しうまくいかなかったりしてもなんとかなるやろという気持ちで臨めます。

また、両家の親交や自身の親と会う機会というも有難いものかもしれないなというのを最近感じます。

特に尾崎家は放任主義というかみんな自由奔放すぎてせっかくみんな東京にいるのに家族で集まるのは、和歌山に帰省した際(祖母宅への顔出し)ぐらいだったりするので、娘を通じてなんやかんやで会う機会が増えるというのは有難いなーと。

思春期に到達した際に暗黙のうちに締結された。 姉との相互不可侵条約が解消される日も近いかもしれない。

ジュニアNISAをはじめた

この記事は、hitomedia Mom&Dad's Tips Advent Calendar 2017 12/23 の記事です。

前日は @hilotter が書いたこちら。

blog.hitomedia.jp

id:Tetsujinです。我が家には子どもが2人居ますが、今年の秋に子ども名義の証券口座を開設して、2人分のジュニアNISAをはじめました。

ジュニアNISAとは未成年(0~19歳)を対象としたNISA制度で、売買益や配当金、分配金などが非課税となります。 2023年までの投資期間後も18歳までは原則として払出しができませんが運用益は非課税となる、長期投資を目的につくられた制度です。

制度については、図解でわかりやすくまとめられているサイトが沢山ありますので参照ください。

www.saison-am.co.jp

なぜはじめたのか

もともと子ども用の銀行口座は産まれたときに開設をしてお年玉等を貯め込んでいたものの、この低金利の時代に寝かせておくのも勿体ないし、子どもが自分で使いみちを考えられるようになるにはまだまだ時間がかかりそうなので、一部を運用に回して増やしておこうという親心です。

はじめたこと

以下のマイルールを決めてはじめました。

  • 長期でガチホする前提なので、ジュニアNISAで。
  • でも、将来的に18歳になるまでにお金が必要となる可能性もあるため、困っても大丈夫な程度で。(途中で引き出せないため)
  • 用途はそのタイミングで子どもが決める。
  • 外国株インデックスファンドを毎営業日積み立て投資する 。
  • 将来もしマイナスだったら、父として子から恨まれないよう 元本を保証 する。

子どもが大きくなり、もし自分で興味を持つなら投資先を自身で選ばせても良いかと考えていますが、それはまた別の話で、もう少し大きくなったら考えようと思います。

なぜ外国株インデックスファンドなのか

昨今の暗号通貨の暴騰を見ると...考えたくはなるものの、目指したいのは銀行の普通口座に寝かせているよりもリターンが良くて、市場平均くらいにあやかりたい。大きなリスクは取りたくない。という感じなのでやめておきます。(そもそもジュニアNISAでは買えるものではありません)

リターンを考えると米国一択も選択肢にあがりますが、特定の国に偏り過ぎるのも避けようと考えました。

とはいえ、前提としては世界全体では右肩上がりするだろうと考え、広く分散された指数に連動して、信託報酬が最安レベルの外国株(先進国株+新興国株)インデックスファンドにしました。

なぜ毎営業日積立なのか

2018年から、「つみたてNISA」が始まることもあり各証券会社の積立用の機能を充実しはじめました。

一部の証券会社では設定した金額で毎日(毎営業日)自動で買付けられるようになり、月1回など特定の日のタイミングに偏るのではなく、より「平均」を狙えるはずです。

いわゆる「ドルコスト平均」ですが、効率を考えると最初に一括投資したほうが...と思うものの、ドルコスト平均法について整理する | トウシル の記事内に

身も蓋もない言い方で恐縮だが、ドルコスト平均法は「平均買いコスト」に投資家の視点を集中させることで、投資対象が値下がりした時の「気休め」をあらかじめ提供している投資方法なのだ。

と書かれていますが、開始直後に暴落したときの後悔が大きそうなので、この「気休め」を得ることにしました。

さいごに

子どもの証券口座にお金を入れておけば、後は設定した金額で機械的に日々買い付けてくれるので細かなメンテナンスは不要です。

将来、子ども達から少なからず感謝されるような結果が出るよう、世界経済に期待をしつつ自分も何らか貢献できるよう頑張りたいという気持ちです。

そして実はもう一つ始めた大きな理由として、ヒトメディアのCSR事業では金融経済教育に携わっており、その大事さを身をもって我が子にも体験させようとも思ったからであり、これもひとつの子育てと仕事の両立の形であるというお話でした。

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※もちろん、投資は必ず儲かるものではなく損をする可能性もあるためご注意ください

結婚式を支えた3種の神器

この記事は hitomedia Mom&Dad's Tips Advent Calendar 2017 12/22 の記事です。

先日、1年がかりの準備期間を経てようやく結婚式を迎えることができました@hilotterです。

子育てとは趣旨が異なるのですが、今回は我が家の結婚式プロジェクトを支えてくれた3種の神器(便利ツール)についてご紹介します。

前提

私はサーバサイドエンジニア、妻はアプリエンジニアというエンジニア夫婦のお話です。

神器その1. Github

「さぁ結婚式準備するぞ!」となって、まず最初にやったのがGithubの有料プラン契約でした。「なぜそこが最初なの?」と思われるかもしれませんが、何をすればいいかも分かっていない状態から結婚式を始めるには、まず情報を整理するための土台作りが必要だと思ったからです。 また、二人とも普段から使い慣れたGithubを使うことで、結婚式に対する心理的ハードルを下げたいという意図がありました。

Githubの活用方法としては「会場比較」や「招待状作成」といった、準備の中で出てくるタスクをissueに整理しながら進めていきました。Projectsを使うことでカンバン形式でissueの管理ができるようになるので、「これが今進行中」というのが分かりやすかったです。

f:id:hilotter:20171222004132p:plain

式場が決まった後は、ウエディングプランナーさんとの打ち合わせが始まります。 打ち合わせの度に紙の資料(カタログや席次表等の提出資料)が大量に増えていくため、Webでのデータ管理に慣れている場合は結構なストレスポイントかもしれません。

長時間の打ち合わせになると、行って帰ってくるだけで疲れ果ててしまうので次の日には内容を忘れてしまっていたりします。 なので、打ち合わせの際に出てきたタスクはその日中にissue化しておくのがオススメです。 紙の資料はクリアファイルを2冊ほど買って管理するようにしていました。

結婚式の1ヶ月前くらいからは最後の追い込みが始まるため、仕事を終えて帰ったら結婚式準備という多忙な日々が続いていましたが、issue管理していたおかげもあって抜け漏れにすぐ気づけたので、大きなトラブルなく本番公開を行うことができました。

結婚式前日に両親への手紙がPullRequestで送られてきた時は「この人と結婚してよかったな」と思いながらLGTMしました。

神器その2. Googleドライブ

Githubはタスク管理には便利ですが、頻繁に追記、更新がかかるものに関してはGoogleスプレッドシートで管理するようにしていました。

管理していたシートの内容は以下のようなものです。

  • 招待者リスト
  • 席次表
  • 引出物管理
  • 準備にかかった時間管理
  • 費用管理

issueのコメントとしてスプレッドシートのリンクを貼っておくとおくとタスクと紐づくので管理しやすかったです。

準備にかかった時間のシートを見返してみると1年間で約170時間を結婚式準備に充てていたようです。 準備期間1年と言っても、会場を決めてからプランナーさんと本格的な打ち合わせが始まるまでは空白期間もあったので、実際の流れとしては以下のように3ヶ月前からが勝負でした。

期間 やったこと
1~3月 会場見学、会場決定
4~6月 ドレス、タキシード試着、親族衣装合わせ
6~8月 空白期間
9~12月 本格的な準備開始(全4回の打ち合わせ)

参考までに3ヶ月前からの準備にかかった時間も載せておきます。

  • 3ヶ月前:33時間
  • 2ヶ月前:25時間
  • 1ヶ月前:56時間

※ 結婚式だけでなく二次会パーティの準備時間も含まれています

こんな風にログを残しておくとラストスパートの追い込み具合もあとで振り返れるのでログ重要ですね。

神器その3. LINE Pay

結婚式準備には会場へのお支払の他にも色々とお金がかかります。

例えば結婚指輪や遠方から参加してくれる親族のホテル代といった高価なものもあれば、会場装飾用の小物のような少額のものだったり様々です。

費用管理の際にどちらかが払ったままにしておくと、一方の負担が大きくなってしまったり、あとになって「これ精算済みだっけ?」といったことが起こりがちでした。

そんな時に役立ったのがLINE Payでした。

LINE Payを使うと個人間送金が手軽にできるので、買い物の際にその場で相手に送金依頼を出しておけば精算を忘れることがなくなりました。

また、LINE Payカードで支払うことで2%のポイント還元があるので高額決済の際に使うと、結構な額のポイントが返ってきてお得感があります。

ただし、LINE Payは1日10万円が入金上限なので10万円を超える決済の場合は、数日前から毎日コツコツと上限チャージをしておく必要がありますのでご注意ください。

まとめ

以上、我が家の結婚式プロジェクトを支えてくれた3種の神器の紹介でした。

普段使い慣れたツールを使って臨むことで結婚式という未知のプロジェクトでもなんとかやっていくことができました。

今後、結婚式を検討されている方の参考になればと思います。

僕らが家にこもる理由

この記事は hitomedia Mom&Dad's Tips Advent Calendar 2017 12/14 の記事です。

前日は arata の↓でした。

blog.hitomedia.jp

なぜ家にこもるのか

理由なんて簡単で、単に家族3人全員オウチスキーだからです。
以下、家でどのようにダラダラを満喫しているかを書きます。

http://1.bp.blogspot.com/-XPEtYmCacDw/VPQUHLoRWKI/AAAAAAAAsHM/75tAae4Xxl0/s800/toumin_kuma.png


お布団

まずは何はなくともお布団です。
いろんなところに布団が敷いてあるので、いろんなところでゴロゴロできて、特にこの季節とてもよいです。


iPad & Youtube Kids

使わなくなった iPad を1歳くらいから与えてます。主な理由はアクセスガイドと YouTube Kids です。

アクセスガイドと言うのは iOS で提供されている、アプリケーションの利用を制限する機能で、これを使うと単一のアプリケーション以外に移動できないようにできるので、設定をいじられたりアプリケーションを削除されたりとかを防げてとても便利です。

でもってもう1つの YouTube Kids ですが Googleが出してる、子供向け動画だけを配信するアプリです。通常の YouTube と違って広告も出ず、アカウント等の設定への導線もパスワードがかかっていたりして、余計な操作をされない安心感があります。
また、ちょっと前までは日本で提供されていなかったのもあり、主として表示されるのが英語コンテンツだったのも選んだ理由でした。*1

英語コンテンツのメリットですが、英語に馴染むというのはもちろんありましたが、我々両親が日本語 YouTuber の喋り方が苦手なのでそれを回避できるという点です :p
逆のデメリットは(あまりないのですが)、海外製のおもちゃ動画を見た後に「これ欲しい!」となるとちょっと手に入れるのが大変というあたりでしょうか。

そんなこんなで、とてもよく使わせてもらってる YouTube Kids ですが流石に最近は飽きがきているため、普通の YouTube *2 やディズニーツムツム等を起動して渡したりしています。Kindleの絵本とかも渡したいんだけどコンテンツ消されたりよくないことが起きそうな気がしていてまだ試しておらず今後の課題です。


ディズニージュニア

CATVでディズニージュニアをかけて延々見せてます。
僕ら両親はディズニーコンテンツにそこまで思い入れはなく、どちらかというとカートゥーンネットワーク等のコンテンツが好みなのですが、色々見せてみたところディズニージュニアが一番反応よかったので見せてみてます。

ディズニージュニアの番組は基本的にそんなに言葉遣いが荒くないので、これに触れてたおかげか、割と丁寧なよい言葉遣いが身についたのはよかったです。
また、ディズニージュニアに限らずディズニー全般ですが、何かある都度歌って踊るのを延々と見てた結果、やはり歌って踊る子に育ったので、こちらもなかなか愉快でよいです。

副次的な効果としては、最前述べたとおり、ディズニーへの関心も知識もゼロだった我々両親でしたが一緒に見てたおかげで随分いろんなキャラクタに親しむことができました。
これだけ知識がつけば楽しめるだろうと、これまで行こうとすら思わなかったディズニーランドに家族で行ったのですが、テレビで見たキャラクタたちのアトラクションや施設はほとんどなくなんか違うーってなってました、そこはそれ。

とはいうものの、延々見てるので最近はかなーり飽きてます。飽きてるんだけど「見てないなら消す?」と聞くと「見てる!」と怒って視聴再開します。5分くらいしたらまた飽きます。テレビに早めに飽きがきてるのはこれもこれでよかったかなと思ってます。


Amazon echo

子供まだ4歳なので電気のスイッチに手が届かないので、トイレの都度「とーちゃん!トイレ」と言われて電気を点ける係をしていたのですが、先月買った echo plus を Hue と連携したので、声をかけてトイレの電気点けられるようになってとてもよかったです。

あと、最近はお手伝いブームなのもあって、「とーちゃん、ニュース聞きたいでしょ?」とか「音楽聞く?」とか言ってニュースとか音楽かけてくれます。便利。

ちなみに、Alexa を呼ぶ時に「アレクさん」と呼ぶのがとてもかわいいです。


まとめ

他にも絵本読んだり、人形で遊んだり、もろもろしてるんですが、まあそんなところです。 なんか理由とかタイトルにしつつフツーのことしか書いてないし、参考にならないと思いますが、こんな家もあるという一例にでもなれば幸いです。id:J5a でした。

*1:日本でも提供されるようになった現在は以前あった言語選択オプションがなくなり、日本語動画が表示されるようになったのですが、iPad自体の言語設定を英語にするとまた英語コンテンツメインにできます。

*2:ウチの子は大人のYouTubeと呼んでます